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電子帳簿保存法に対応したシステムは、帳簿づけなら会計ソフト、領収書の精算なら経費精算を確認してください。JIIMA(日本文書情報マネジメント協会)は、市販のソフトが電子帳簿保存法(略して電帳法)の要件を満たすか確かめ、認証しています [1]。この記事では5つのサービスを、認証・保存の仕組み・料金の3つで整理しました。
要点(3行)
- 帳簿づけと決算までまとめたい人なら、弥生会計 Next。「優良な電子帳簿」に対応したJIIMA認証の取得が、公式ページに載っています [5]
- 領収書の精算を電子化したい会社なら、楽楽精算。JIIMAの認証を受けた、電帳法対応の経費精算システムです [4]
- まず無料で試して決めたい人なら、freee会計。30日間無料で試せ、登録はメールアドレスだけで進められます [2]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-31 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込3,080円/月〜
無料枠 弥生会計 Nextとセットで無料体験
領収書の登録時に、電帳法に合う形式かを自動で確かめる
税込3,190円/月〜
無料枠 最大2か月(1事業者につき1回)
「優良な電子帳簿」に対応したJIIMA認証を取得
税込6,028円/月〜
無料枠 30日間
レシートや請求書をスマホで撮ると、仕訳と電子帳簿の保管まで進む
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
JIIMAの認証を受けた電帳法対応の経費精算システム
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
電子帳簿保存の料金表と法制度の案内ページがある
選び方
結論
帳簿づけと決算までまとめたい人
弥生会計 Next「優良な電子帳簿」に対応したJIIMA認証の取得が、公式ページに載っています [5]
領収書の精算を電子化したい会社
楽楽精算JIIMAの認証を受けた、電帳法対応の経費精算システムです [4]
まず無料で試して決めたい人
freee会計30日間無料で試せ、登録はメールアドレスだけで進められます [2]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 認証と要件への対応: JIIMAの認証があるかを見ます。ただし、認証は機能面の確認で、事務手続きに関する書類の備え付けなど機能以外の要件も別にあります [1]
- 何を保存したいか: 会計ソフトで作った帳簿、紙で受け取った書類、取引先とデータでやり取りした書類のどれを保存したいかを見ます [11]
- 料金の形: 月額、初期費用、使った量で加わる料金のどれがあるかを見ます。表示が税抜のサービスは、税込の金額も並べて載せています
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 弥生会計 Next | あり | あり | あり | あり |
| 楽楽精算 | 要確認 | 要確認 | あり | あり |
| freee会計 | あり | あり | あり | あり |
| 弥生経費 Next | あり | あり | あり | 要確認 |
| バクラク | 要確認 | 要確認 | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弥生会計 Next | エントリープラン(年契約) 税抜2,900円/月(税込3,190円)、ベーシックプラン(年契約) 税抜4,200円/月(税込4,620円)[5] | 最大2か月(1事業者につき1回)[5] | 法人向け。会計機能は3名まで無料 [5] | 金融機関、Square、STORES レジなど [5] | チャット・メール。電話と仕訳相談を重視するならベーシックプラス [5] | 「優良な電子帳簿」に対応したJIIMA認証を取得 [5] | 無料体験では決算書の作成・出力と電話サポートが使えない [5] |
| 楽楽精算 | 初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)。月額は従業員数とオプションで変わるため、料金は公式ページで確認してください [8] | 公式ページで確認 | 月額が従業員数に応じて変わる [8] | 会計ソフト、法人カード、交通系ICカードなど [4] | 専任担当が運用開始まで支援。導入後は電話・メールなど [4] | JIIMAの認証を受けた電帳法対応の経費精算システム [4] | 詳しい料金は料金表の請求が必要で、初期費用が別にかかる [8] |
| freee会計 | スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)、スタンダード(年払い) 税抜8,980円/月(税込9,878円)。いずれも従量課金が別 [2] | 30日間 [2] | スタンダードは従業員10〜50名の企業向け [2] | 銀行口座、クレジットカードなど [2] | チャット、メール、電話 [2] | レシートや請求書をスマホで撮ると、仕訳と電子帳簿の保管まで進む [2] | 従量課金が別にかかり、総額は使い方で変わる [7] |
| 弥生経費 Next | エキスパートエントリープラン 税抜2,800円/月(税込3,080円)、エキスパートプラン 税抜21,000円/月(税込23,100円)[9] | 弥生会計 Nextとセットで無料体験 [3] | 経費精算だけの単体プランは従業員20名以上向け [5] | 会計ソフトに仕訳データを自動連携 [3] | 公式ページで確認 | 領収書の登録時に、電帳法に合う形式かを自動で確かめる [3] | 小規模向けは会計ソフトとセットでの利用が前提になる [3] |
| バクラク | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 20,000社を超える企業が利用 [6] | 基幹システムなど [6] | 有償の導入支援あり [6] | 電子帳簿保存の料金表と法制度の案内ページがある [6] | 金額が載っておらず、JIIMA認証の取得状況は製品で異なる [6] |
各サービスの公式情報
弥生会計 Next
エントリープラン(年契約) 税抜2,900円/月(税込3,190円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
- 向いている人
- 帳簿づけから決算書づくりまで、1つのソフトで進めたい人 [5]
- 向かない人
- 無料体験の段階で決算書を作って出力したい人 [5]
- 長所
- 受け取った書類をクラウドに保存でき、電子帳簿保存法に対応しています [5]
- 短所
- 無料体験では、決算書の作成・出力と、電話サポート・仕訳相談が使えません [5]
- 料金
- エントリープラン(年契約) 税抜2,900円/月(税込3,190円)[5]
弥生会計 Nextの料金はいくら?
エントリープラン(年契約) 税抜2,900円/月(税込3,190円)[5]。
法令改正への対応として、インボイス制度と電子帳簿保存法の両方が挙げられています [5]。見積書から請求書までの作成と、経費精算も同じ製品の中で扱えます [5]。
楽楽精算
初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
- 向いている人
- 社員の領収書や交通費の精算を、電子データで集めたい会社 [4]
- 向かない人
- 金額をすぐに比べたい人。詳しい料金は料金表の請求が必要です [8]
- 長所
- 保存したデータの検索や確認のための機能を備えています [4]
- 短所
- 初期費用が別にかかり、月額は従業員数などで変わります [8]
- 料金
- 初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)[8]
楽楽精算の料金はいくら?
初期費用 税抜100,000円(税込110,000円)[8]。
申請の内容に応じて仕訳を自動で作り、会計ソフトに渡すデータを出力できます [4]。電子帳簿保存法への対応は、JIIMAの認証を受けた点が公式ページに書かれています [4]。
freee会計
スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
- 向いている人
- 無料で試してから、会計ソフトを選びたい人 [2]
- 向かない人
- 追加の料金なしで総額を決めたい人 [7]
- 長所
- 銀行口座やクレジットカードとつなぎ、仕訳入力を自動化できます [2]
- 短所
- 従量課金(申請した人の数や送る書類の数に応じて加わる料金)があります [7]
- 料金
- スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)[2]
freee会計の料金はいくら?
スターター(年払い) 税抜5,480円/月(税込6,028円)[2]。
公式ページには「インボイス制度・電帳法完全対応」と書かれていますが、JIIMA認証の有無は、確認したページでは読み取れません [2]。認証が必要な場合は、公式ページで最新の情報を確認してください。
弥生経費 Next
エキスパートエントリープラン 税抜2,800円/月(税込3,080円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
- 向いている人
- 従業員の領収書が、電帳法に合う形式か確かめたい会社 [3]
- 向かない人
- 経費精算だけを単体で、少人数で使いたい会社 [5]
- 長所
- 承認した経費を、会計ソフトに仕訳データとして渡せます [3]
- 短所
- 小規模向けは、弥生会計 Nextの機能の一部としての提供です [3]
- 料金
- エキスパートエントリープラン 税抜2,800円/月(税込3,080円)[9]
弥生経費 Nextの料金はいくら?
エキスパートエントリープラン 税抜2,800円/月(税込3,080円)[9]。
領収書の画像をアップロードすると、取引先名や一部の科目名の候補が出ます [3]。会計ソフトとセットで導入する場合は、弥生会計 Nextの無料体験から始められます [3][5]。
バクラク
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-31 時点
- 向いている人
- 経費精算から請求書の受け取りまで、複数の業務をそろえて見直したい会社 [6]
- 向かない人
- 金額を公式ページだけで確かめたい人。確認したページに金額がありません [6]
- 長所
- 電子帳簿保存の料金表と、改正電子帳簿保存法の案内ページを用意しています [6]
- 短所
- JIIMA認証の取得状況は、製品によって異なります [6]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [6]
バクラクの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [6]。
導入後の支援には、専任の担当者が設定を手伝う有償のサービスがあります [6]。どの製品が電子帳簿保存に当たるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
電子帳簿等保存制度とは?
電子帳簿等保存制度とは、帳簿や書類を電子データで保存するときの方法を定めた、電子帳簿保存法に基づく制度です [11]
デジタルシームレス保存とは?
デジタルシームレス保存とは、受け取った請求書などの電子データを自動で保存し、帳簿へ自動でつなげる仕組みです [11]
優良な電子帳簿とは?
優良な電子帳簿とは、訂正や削除の履歴が残るなどの条件を満たした電子帳簿です [11]
関係する制度
くわしく読む
電子帳簿等保存制度は、会計ソフトで作った帳簿のデータ保存、紙の請求書をスキャナやスマホで読み取る保存、取引先と電子データでやり取りした書類の保存を対象にしています [11]。PDFなどで受け取った請求書は、紙に印刷しても、データのほうもルールに従って保存する必要があります [11]。
令和6年1月1日以後の電子取引は、条件を満たせば、データを単に保存しておく扱いも認められます。条件には、税務調査でダウンロードの求めに応じられることが含まれます [11]。
優良な電子帳簿を使うと、青色申告特別控除が受けられるほか、過少申告加算税が軽くなる場合があります。ただし届出書の提出が必要で、青色申告特別控除はe-Taxによる電子申告も要件です [11]。デジタルシームレス保存の優遇は、令和9年分から適用されます [11]。
どの市販ソフトが要件を満たすかは、国税庁のページから「JIIMA認証情報リスト」で確認できます [11]。導入費用については、デジタル化・AI導入補助金2026に、通常枠やインボイス枠(電子取引類型)などの申請枠があります。最新の締め切りは、事務局のページで確認してください [12]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 弥生会計 Next・エントリープラン(年契約)を1年使う場合: 計算式: 税込3,190円/月 × 12か月 = 税込38,280円(2026-10-31時点の料金から計算)
- 弥生会計 Next・ベーシックプラン(年契約)を1年使う場合: 計算式: 税込4,620円/月 × 12か月 = 税込55,440円(2026-10-31時点の料金から計算)
- freee会計・スターター(年払い)を1年使う場合: 計算式: 税込6,028円/月 × 12か月 = 税込72,336円(2026-10-31時点の料金から計算。従量課金は含みません)
計算に使った料金は上の比較表の値です。
よくある質問
Q. 電子帳簿保存法に対応したシステムは、どう見分ければよいですか?
JIIMAは、市販のソフトやサービスが法的要件を満たすかを確かめ、満たすと判断したものを認証しています。認証を受けた製品は、紹介ページなどで認証ロゴを使えます [1]。国税庁のページにも、要件を満たす市販ソフトを確認できる「JIIMA認証情報リスト」の案内があります [11]。
Q. 認証を受けたソフトを使えば、それだけで要件を満たせますか?
そうとは限りません。JIIMAは、保存の要件には事務手続きに関する書類の備え付けなど、機能以外の要件もあると案内しています。それらを含めて、すべての要件を満たす必要があります [1]。
Q. 請求書をPDFで受け取ったら、印刷して保存すればよいですか?
紙に印刷すること自体は禁止されていませんが、PDFなどのデータで受け取った請求書は、そのデータもルールに従って保存する必要があります [11]。
Q. 無料で試せるサービスはありますか?
freee会計は30日間無料で試せ、自動で支払いが発生することはありません [2]。弥生会計 Nextは最大2か月間、1事業者につき1回まで無料で試せます [5]。
